日本でがんばろうと気概をもってやってくる
そんな彼らを育てたい
埼玉県の株式会社フジヤマ工業では、2019年から受入れを開始し、現在も多くの外国人を雇用しています。 今回は、同社代表の福田さんとベトナム人2名の声をご紹介します。 (2024年11月7日取材)
企業プロフィール
| 所 在 地: | 埼玉県新座市片山3-1-25 |
|---|---|
| 事業内容: | 熱絶縁工事業 など |
| 従業員数: | 16名 (内:特定技能2名 技能実習7名 ベトナム人、インドネシア人) |
| Website: | https://www.fujiyama0484772410.com/ |
| 初期導入: | 社員寮 家電 エアコン ⾃転⾞ Wi-Fi環境 携帯電話 など |
給与イメージ
- 特定技能(月額基本給)
約24万円
トラック運転にあたり運転手当あり - 技能実習(月額基本給)
約17万円
受入企業 Interview
代表取締役
福田 一貴 氏
受入れを決めた理由は?
求人に日本人の若い方から応募があり、入社してくれるものの、結局長続きせず定着しないという課題を長い間抱えていました。受入れをスタートする前の2018年頃は、事業規模を拡大したいタイミングでもあったので、何とか人を集めたいという思いがありました。そんななか、同業者から受入れの話を耳にして、まずは一度試してみようと考えたのがきっかけです。
受け入れて良かった点は?
残念ながら当社の場合、日本人の若手が入社してもすぐに退職してしまう状況でした。しかし、外国人たちは日本でがんばろうと気概をもっている人たちなので、すぐに辞めていってしまうというような不安感が少ないのは、とても大きなメリットだと思っています。
受入れ後の工夫や、気をつけていることは?
当社のベトナム人やインドネシア人には、日本人の先輩たちや現場の職人たちにかわいがってもらえるように、ちょっとしたアドバイスをしています。たとえば、毎日着る作業着は常に清潔にする、寮の部屋や仕事道具は整理整頓するといった常識的なことです。雑にしていると不潔に思われるし、仕事や生活に影響するので、そうした部分は注意して見ています。
導入予定の企業へメッセージをください。
いかに楽にお金を稼ごうかと考える人が少なくないなか、当社の外国人たちは「一生懸命に働くので、そのうえで対価をください」という姿勢で仕事に臨んでくれています。かつては日本人も同じような考え方だったはずで、当然の価値観だと私は思っています。先に対価を要求する人が多くなってしまった現代で、彼らの考え方は感心させられるものがある。ぜひ一緒に働いて、日本人が忘れてしまったひたむきさを体感してほしいと思います。
現場で働くみなさんの声
日本での仕事や生活、またこれからの目標について、特定技能1号として働くベトナム出身のズオンさんとニャンさん、先輩社員の岡田さんにお話を伺いました。
ズオンさん
冗談が過ぎて怒らせてしまったら、笑顔でごまかすのが一番(笑)
ウレタンの吹き付けをサポートしているズオンさん。日本人従業員と特に仲が良く、いつも冗談を言い合っています。「たまに怒らせてしまうけど、笑ってごまかします」。日本に来て驚いたのは、バイクの少なさだったとか。「ベトナムは成人になったらバイクや車に乗ります。僕も日本で早く免許を取得したい」。今の目標は車を購入することだと教えてくれました。
ニャンさん
免許を取ることができたので、車で旅行にも行きたいです!
受入れ第1号となるニャンさんは、職長を任されるリーダー的存在です。それでも入社当時は仕事を覚えられなくて苦労したのだとか。「配管の巻き方を間違えてしまって。でも日本人の先輩たちは怒らなくて、やさしく教えてくれたから今があります」。すでに準中型免許を取得しており、今後は車で旅行にも行きたいそうです。「札幌や沖縄に行ってみたいです!」。
岡田 孝史さん
ニャンやズオンも今ではみんなから信頼される、立派な当社の主力です!
ニャンやズオンも入ったばかりの頃は当然、未熟な若者でした。そこでアドバイスとして、職人のなかにも教えるのが上手な人、下手な人がいるので、「あの人にはこういうところをいっぱい教えてもらったほうがいいよ」「わからなかったら、わからないと言ったほうがいいよ」と、伝えていました。今では彼らが教える立場になるほど成長し、立派な当社の主力となっています。




