人の価値観はさまざまで、職場になるとそれぞれの立場があり、考え方は異なります。ましてや、日本人と外国人では環境や文化の違いもあって、物事の捉え方は違って当然。だからこそ、一方的な「見方」ではなく、相手の立場になって考えることが大切です。JACでは、外国人就労者と受入企業にアンケートを実施しました。その結果から、それぞれの「ホンネ」を見ていきます。
期 間: | 2022年7月19日〜7月31日 |
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対 象: | JAC会員企業(5,370社)の外国人就労者と受入企業の担当者 |
方 法: | インターネットによるアンケート(複数回答方式) |
回答数: | 外国人就労者827名 受入企業1,451名 |
外国人就労者のホンネ
日本に来た理由は・・・
受入企業のホンネ
採用したい理由は・・・
日本に来た理由と、採用したい理由
日本に来た理由
※JAC会員企業で就労する外国人就労者の回答です。
ほとんどの外国人就労者が「稼ぐこと」を目的に来日している!
スキルの習得や勉強目的で来日している人も一定数いるようで、自らのキャリアを見据え、日本で働く人は数値以上にいる可能性は高そうです。
外国人就労者の採用理由
※JAC会員企業の外国人就労者についての回答です。
半数の企業が人材不足の解消だけでなく、貴重な人材として期待している
受入企業のほとんどが人材不足の解決策として採用していることがわかります。
お互いに満足していることは?
日本にきてよかったこと
※JAC会員企業で就労する特定技能外国人の回答です。
給与だけでなく、技術や日本語の習得への意欲も高い!
「お金を稼げる」が6割を超え、ここでも外国人就労者が賃金を重視していることが伺えます。
特定技能外国人を受け入れて良かった点、期待すること
※JAC会員企業の特定技能外国人についての回答です
社内の活気づくりや若返りなどにも貢献している
業界全体の問題である人材が集まらないといった現状も推測できます。
今のそれぞれの課題は?
普段の生活で困っていること
※JAC会員企業で就労する特定技能外国人の回答です。
他にも「文化になじめない」「仲間・友達ができない」との回答もあり、日本語能力が低いことから生まれている問題のようにも読み解けます。
特定技能外国人の受入れ後の課題
※JAC会員企業の特定技能外国人についての回答です。
通訳などの活用や、外国人就労者の語学力アップにつながる施策を行う企業もあります。
外国人就労者、受入企業ともに日本語能力を課題に感じており、サポートの拡充が急務となる