株式会社川元工務店

15年以上積み重ねてきた、
外国人材と働く“当たり前”

2026.09.18

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埼玉県の株式会社川元工務店では、15年以上前から受入れを開始し、現在も多くの外国人材を雇用しています。今回は、同社常務取締役の川元さんと特定技能外国人3名の声をご紹介します。 (2026年4月27日取材)

企業プロフィール

所在地: 埼玉県所沢市東所沢2-53-6
事業内容: 型枠大工工事
従業員数: 75名
受入状況 特定技能:26名  技能実習:21名
(ベトナム人、中国人、インドネシア人、フィリピン人、韓国人)
Website: http://kawamoto-47.com/
初期導入: 会社規程、基準などを見直し、安全作業できるように整備 生活家電、自転車、日用品などを用意

給与イメージ

  • 特定技能(月額基本給)
    約24万円
    ※資格取得・日本語検定合格など昇給あり、勤怠成績・勤務態度
  • 技能実習(月額基本給)
    約18万円

受入企業 Interview

常務取締役
川元 琢磨

受入れを始めたきっかけは?

 当社では、技能実習生を受け入れる前から、永住許可を受けた外国人の方と一緒に働いていました。日本人の若手が減っていくなかで、「日本で働きたい」という外国人の方に目を向けたのが始まりでした。とても真面目に仕事へ向き合う人が多く、言葉や文化の違いで戸惑う場面もありましたが、一つひとつ伝えながら対応してきました。

受入れ後、社内や現場に変化は?

 現場の雰囲気が若返って活気づいたように思います。日本人の社員同士のコミュニケーションも増えました。もちろん、最初からすべてうまくいっていたわけではありません。言葉や文化の違いを「どうすれば伝わるのか」と会社全体で考える経験を重ねるなかで、社員同士の繋がりが深まっていったように思います。

教育や生活面でのサポートは?

 外国人材一人ひとりに連絡ノートを渡し、悩み事などを書いてもらっています。悩みをできるだけ早く解消してあげたいという思いですが、日本語で書いてもらっているので、言語学習の一環でもあります。生活面でも、体調を崩した時に病院の予約を取ったり、受診に付き添ったりと、少しでも安心して生活できるようサポートしています。

今後の展開を教えてください

 外国人材には、職長や工事長として会社を牽引する存在になってほしいです。そして、自分たちが先輩から教わってきたことを、今度は次の世代へ伝えていってもらいたいです。初めての受入れは、不安もあると思いますし、実際に大変なこともたくさんあります。ただ、特別なことをするよりも、常日頃から「困ってる?」「大丈夫?」と、しっかり相手を気にかけることが大切です。仲間が苦しい時に助けに入る。これは日本人相手でも同じです。この積み重ねが、安心して働ける環境につながっていくのではないでしょうか。

現場で働くみなさんの声

 日本での仕事や生活、またこれからの目標について、同社に在籍する特定技能外国人3名にお話を伺いました。

崔 玉強(サイ ギョクキョウ)さん
何回聞いても、何回でも教えてくれました

 来日以来、13年間川元工務店で働き続けています。中国でも型枠の仕事を経験していましたが、「日本の現場はきれいで、みんな真面目」と感じ、日本に強く惹かれたといいます。現在は特定技能2号を取得し、職長としても活躍中。さらに2024年には優秀外国人建設技能者賞を受賞し、「もっと技術を磨きたい!」と、さらに上を目指しています。

孟 亮(モウ リョウ)さん
質問、復習は当たり前!会社のことを愛してます

 サイさんと一緒に来日したモウさん。来日前に日本の交通ルールや生活習慣についても学んでいたとか。わからないことは職長へすぐ質問し、「帰宅後に復習しながら仕事を覚えました」と勉強熱心。現場で目にごみが入り、会社の方が病院へ付き添ってくれたことが特に印象に残っているそうで、「みんな優しいからこの会社が大好き」と語ります。

クオンさん
教えてもらった分、今度は後輩へ返していきたい!

 ベトナムの建設系大学で学んでいたクオンさん。「先輩たちに支えられながら仕事を覚えました」。型枠施工1級技能検定に合格し、今では後輩の良き理解者です。日本語は、仕事後に図面や参考書を読み、漢字はスマートフォンで一つずつ調べながら覚えていったそう。流暢な日本語で「今後はもっと技術を磨いて、いつか職長になりたい」と意気込みます。

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