歩み寄る心が強いチームをつくっていく
愛知県の有限会社岩月組では、2018年から受入れを開始し、現在も外国人を雇用しています。今回は、同社代表の岩月さんと特定技能外国人3名の声をご紹介します。 (2026年3月19日取材)
企業プロフィール
| 所在地: | 愛知県豊田市畝部東町船場89 |
|---|---|
| 事業内容: | 鳶(とび)工事一式/リフォーム工事一式 など |
| 従業員数: | 12名 |
| 受入状況 特定技能:5名 技能実習:3名 (ベトナム人、インドネシア人) |
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| Website: | https://iwatsukigumi.com/ |
| 初期導入: | 寮 生活家電 寝具 Wi-Fi環境 作業道具一式 入社後オリエンテーション 特別教育・技能講習は必要に応じ受講 |
給与イメージ
- 特定技能(月額基本給)
約24.5万円
※レベル手当支給(会社ラダーでレベル評価)、資格手当あり - 技能実習(月額基本給)
約20万円
受入企業 Interview
代表取締役
岩月 小百合 氏
職場環境での工夫は?
異国で働く彼らには、職場への不安があります。だからまず、誰でも気軽に入れる事務所にしようと思って、お菓子を置いてみました。最初はポケットに入れて持ち帰っていたのですが、今ではみんなが丸くなって、食べながら話す場所になりました。国も違う、言葉も違う。それでも同じ空間で笑い合える。そんな職場づくりをこれからも続けていきたいです。
多国籍で受け入れる理由は?
一つの国だけから受入れを続けていると、コミュニティができて成長が止まってしまいます。最初はみなさん大変そうですが、乗り越えると日本語力が自然とついてくる。当社では資料も会議も全部日本語です。わからなければスマートフォンで翻訳しながら意見を出し合っています。共通言語が日本語になるのです。
育成についての考えは?
受け入れた人たちには、指示を待つだけでなく、自分たちで考えて動ける存在になってほしいと思っています。そのために取り組んできたのが「ルールラボ」委員会です。言葉が通じないストレスを軽減させるため、外国人と日本人、それぞれの立場から意見を出し合い、お互いの歩み寄り方をみんなで考える場になります。指示する側もされる側も思いは同じ、どちらが悪いではない。その気づきから、現場の空気が変わってきました。
導入予定の企業へのメッセージをください
日本人も外国人も、文化や言葉の違いはありますが、大切なのは歩み寄る気持ちだと思っています。受入れを始めたばかりの頃は大変かもしれません。でも、否定するのではなく、相手の目線に立って向き合っていけば、必ず関係は変わります。そのために私たちも、試行錯誤を重ねてきました。うまくいかないことも正直ありました。それでもあきらめずに向き合い続けることで、現場は確実に変わっていく。私はそう信じています。
現場で働くみなさんの声
日本での仕事や生活、またこれからの目標について、同社に在籍する特定技能外国人3名にお話を伺いました。
トゥエンさん
育休も取れた!会社のサポートに感謝する毎日です
2015年に来日し、一度帰国後、再び岩月組に戻ってきたトゥエンさん。生まれたばかりの娘のために3カ月の育休を取得できたことに、本人も驚いた様子でした。「休めるなんて思わなかった。社長には本当に感謝です」と笑顔。目標はベトナムに家を建てること。今日も家族のために現場に立ちます。
ハーさん
この会社は家族みたい。資格を手に、さらなる高みへ
2018年に来日し、岩月組での日々で印象に残っているのは、会社のみんなで三重県へ海釣りに行ったこと。船で沖まで出てタイを釣り上げ、バーベキューで食べたとか。「塩のつもりが砂糖だったから、みんなずっと笑ってた」。現在は職長・主任の資格を取得済み。「この会社は家族みたい」と信頼を寄せ、さらに上のレベルを目指して、今も勉強を続けています。
ヒズキアさん
19歳で来日。将来の夢はインドネシアでカフェを開くこと
19歳で来日したインドネシア出身の最年少メンバー。「家族を幸せにしたいから日本に来ました」という言葉が印象的でした。仕事を覚えるためにスマートフォンでメモを取り、わからないことは素直に聞くことで日本語力を伸ばしてきました。夢は帰国してカフェを開くこと。「若者が集まる場にしたい」と目を輝かせます。まずは班長を目指しがんばります。




