2026.01.30

#VOL.08 #キャリアパス PICK UP

特定技能2号について、受入企業から「どんな制度かわからない」「詳しく知りたいけどどこに聞けばいいの?」といった声をよく耳にします。 そこで今回は、特定技能2号を目指す外国人を支援している企業から寄せられた“よくある質問”に、できるだけわかりやすくお答えします。 要件や手続き、在留期間など、知っておきたい基本情報を中心にまとめましたので、参考にしてほしいと思います。

特定技能2号に
期限はある?

特定技能2号には在留期間の上限がありますか?
特定技能2号は、1回の在留期間は最長3年ですが、更新回数に制限はありません。 つまり、在留カードの更新が許可されるかぎり、長く日本で働き続けることができます。 ただし、更新には契約内容や実績などの審査があり、事前の準備が大切です。更新のタイミングも忘れずに確認しておきましょう。 特定技能2号に期限はある?

国土交通省への
手続きは必要?

特定技能2号になる時、国土交通省への認定などの手続きは必要ですか?
特定技能2号への移行時に国土交通省の認定は必要ありません。 ただし、特定技能1号から特定技能2号に移った際には、外国人就労管理システムで「特定技能2号への移行報告」を提出する必要があります。 また、建設分野ではCCUSの登録や企業側の条件もあるため、手続き前に確認しておくと安心です。

CCUSのレベル3が
必要なの?

特定技能2号になるには、CCUS(建設キャリアアップシステム)でレベル3にならないといけないと聞きました。
資格取得や長い実務経験が必要なので、特定技能1号の期間にとれるのか心配です。
特定技能2号への移行で求められるのは、「CCUSレベル3の取得」ではなく、「レベル3相当の就業日数(職長や班長の経験)」です。 つまり、日数を満たしていれば、CCUS上のレベルが1でも申請できます。 大切なのは実際の現場での経験であり、誤解しやすいポイントなので注意が必要です。

特定技能1号の5年を
終えないとダメ?

特定技能1号を5年間終えてからでないと、2号には移れないのでしょうか?
特定技能2号への移行に、特定技能1号を5年間満了する必要はありません。 必要なのは、技能水準や職長・班長の実務経験など、決められた要件を満たしていることです。 年数ではなく、どのような経験を積んだかが問われます。条件を満たせば、特定技能1号の期間中でも特定技能2号に移行できます。 特定技能1号を5年間終えてからでないと、2号には移れないのでしょうか?

試験に落ちて
在留期限がきたら?

特定技能2号の試験に合格できずに、もうすぐ在留期限が切れそうです。すぐに帰国しなければいけませんか?
在留期限を過ぎると不法滞在になりますが、一定の条件を満たす場合は、最長1年間の延長が認められます。 たとえば、2025年12月1日以降の受験で、2号評価試験の総合正答率が合格基準点の8割以上の得点を取得し、5年を超えて在留する理由があると認められた時です。 いずれにしても、放置せずに早めに入管へ相談することが大切です。 特定技能2号の試験に合格できずに、もうすぐ在留期限が切れそうです。

特定技能1号・2号のポイント

在留資格 特定技能1号 特定技能2号
在留期間 通算で上限5年まで 更新の上限なし
技能水準 JACが実施する「建設分野特定技能1号評価試験」または「技能検定3級」に合格
(建設分野の技能実習2号を良好に修了した者は試験免除)
班長等としての実務経験+JACが実施する「建設分野特定技能2号評価試験」または「技能検定1級(相当)」に合格
日本語
能力水準
「国際交流基金日本語基礎テスト(A2相当以上)」または「日本語能力試験(N4以上)」に合格
(技能実習2号を良好に修了した者は試験免除)
試験等での確認は不要
家族の
帯同
原則不可 可能
(配偶者、子)

掲載号

Visionista/VOL.082026|winter

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