株式会社小室塗装店
ルアンさん

FUTURE

支えてくれた会社や妻に
コツコツと努力して
恩返しをしていきたい

2026.01.30

#VOL.08 #キャリアパス ベトナム京都府PICK UP

海外で働くことは、人生において大きなチャレンジです。特定技能外国人は、どんな経験を経て「今」にいたるのか。「この先」にどんな夢を見据えているのか。チャレンジャーたちのキャリアをご紹介します。

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氏名TRAN DUONG LUAN
愛称ルアン さん(28歳)

特定技能開始日:2023年7月25日
滞在期間:6年目
出身:ベトナム
2025年7月14日取材当時

FUTURE ベトナム
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建設との出会いは高校時代のアルバイト

 建設の仕事はベトナムでも経験があり、高校時代の夏休みにアルバイトで左官などの仕事をしていました。現場に触れるなかで、建設業に興味を持つようになりました。高校卒業後、2年間の兵役に就きました。

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 面接では偶然にも幼馴染と一緒に合格することができ、不安ながらも心強い気持ちで日本へ出立。

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掃除と手すり塗装からスタート

 入社して最初に任されたのは、現場の掃除と手すりに塗装する仕事です。塗り方については先輩に教わりながら、自分でミニコロ(小さなローラー)を使って丁寧に塗りました。初めての作業でしたが、わからないながらもがんばったのできれいに仕上がり、先輩から評価されたのがとてもうれしかったです。

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指示を待つだけの仕事から自分で判断する仕事へ

 1年目は手すり塗装など比較的シンプルな作業が中心でしたが、2年目になると「ここは塗る」「ここは塗らない」といった判断も任されるようになり、屋根の塗装なども経験しました。説明がなくても状況を見て自分で動けるようになり、先輩や職長からの信頼も感じるようになっていきました。

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図面を読み、自分で段取りを考える力がついた

 塗料の色の配合や塗装の段取りも自分で考えて動けるようになり、作業の幅が大きく広がったのが3年目です。この頃には現場の図面も読めるようになり、完成イメージを持ちながら作業に取り組めるようになりました。職人としての視点が少しずつ備わってきたことで、任される仕事も一段と増え、自信にもつながっていきました。

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 技能実習3年目の時に、法改正により塗装工も特定技能1号になれることを知り、すぐに移行を決意。

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自動車免許を取得し現場へ自分で向かうように

 技能実習の3年間を終え、一時帰国した際にベトナムで自動車免許の再発行手続きを行い、日本へ戻ってからは外免切替のための試験を受けました。免許を取得したことで、会社の車を運転して現場に行くことも増え、任される役割の幅がさらに広がりました。

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自主的な学びと家族の応援が力に

 将来を見据え、特定技能2号への移行を目指して勉強をスタートしました。JACのWebサイトなどで情報を集め、仕事終わりや休日に1日1時間以上コツコツと取り組みました。試験には3回目で合格。2024年に特定技能2号になりました。

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 今年(2025年)結婚したので、今は寮を出て、会社のマンションで妻と二人暮らしをしています。ここまで日本であきらめず挑戦し続けることができたのは、彼女の励ましがあったからです。今度は私が妻を支えるために、さらに日本でがんばっていきたいです。

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職長
谷口 斗偉

後輩社員谷口さんからメッセージ

 ルアンさんとは半年違いで入社しました。一緒に現場で学んできた先輩であり、プライベートでも付き合いのある大切な仲間です。入社時はおとなしくて、言葉も不安そうでしたが、仕事になるととても器用で、若手のなかでも群を抜いていました。今も社内では誰よりも活躍していて、本当にすごいと思います。

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TRAN DUONG LUAN

掲載号

Visionista/VOL.082026|winter

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