株式会社吉美建設
地域猫との「共存」を選んだ型枠会社
全国の受入企業を取材していると、仕事の時間外に行っている興味深い独自の取組みに出合うことがあります。その内容は、ユニークなものから画期的なものまで、各社さまざま。ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか?
株式会社吉美建設
- 所在地
- 千葉県白井市神々廻1769-1【白井支店】
- 事業内容
- 大工工事業(型枠専門工事業)
「かわいい」だけでは、守れなかった
千葉県にある株式会社吉美建設の敷地内には地域の猫が住み着いていました。しかし、型枠用のベニヤ板の近くに糞尿をされてしまう恐れもあり、会社にとって見過ごせない問題でした。社長が動物愛護団体へ相談し、紹介されたボランティアとともに、不妊去勢手術(TNR※)に取り組んだことを機に、地域猫との共存を目指す保護猫活動が始まりました。
※飼い主のいない猫を捕獲(Trap)し、不妊去勢手術(Neuter)を受けさせ、元の場所に戻す(Return)活動のこと
「追い出す」のではなく「共存する」
手術を終えた猫は、元いた場所へ戻すのが保護猫活動の基本です。病気の猫は室内で保護し、健康な猫は敷地内に整備した小屋で見守ることにしました。小屋は猫が自由に出入りできるつくり。居心地がよければしばらく滞在し、また別の場所へ向かう猫もいます。「面倒を見ると決めた以上は最後まで」——。そんな社長の想いのもと、外国人社員も小屋やキャットタワーの組立てに協力し、時折猫をかわいがりながら、地域猫との共存を支えています。